ネタでイスラエル訪問。
備忘録?。


エルサレム
イスラエル博物館。
死海文書。羊皮紙の巻物。土瓶の中から発見。
その他の展示物。前回訪問したエリアは紀元前のものが中心。
今回訪問したエリアは、世界各地の遺物を展示。
埴輪、トーテムポール、オイルランプ、屏風、衣装など。
世界各地のシナゴークを移設した部屋も。
とにかく収集品の数、質ともに半端ではない。
ユダヤ人恐るべし。


【飛行機】
・行きとは違うルート。黒海の南に沿って飛んだあと、
バクーからカスピ海を横切って、中国上空を飛行。
ルートとしては、遠回だが、偏西風に乗るためか
飛行時間が短い。そして揺れも激しい。
トルコ航空
ネットワークがすごい。中央アジア、中東、ヨーロッパならどこでも行ける。
世界で一番路線の多い航空会社。
Globally yours.


【民族】
ユダヤ
「おとなしさ」「規律」「清潔」に関しては、
日本人に非常に近いものを感じる。
ローマ軍により国を滅ぼされてから、2000年近くも各国を放浪し、
かつて神殿のあった壁の前で祈りつづける姿は「勇猛果敢」からは程遠い。
エルサレム陥落後も、砂漠の岩場「マサダ」で3年間籠城し、
最後は集団自決している。決して、戦いを好むような民族ではないように思える。
現在の国作り方も、万里の長城のような壁を作ってみたり、
空爆をしてみたり、あんまり直接的な戦闘が好きとは思えない。
イスラエルに住むアラブ人を攻撃しているわけでもなく、
ちょっとうるさい隣人がいる程度の感覚で一緒に生活しているように感じる。
かなりおとなしいイメージ。


・アラブ人
「ヤンキー」っぽい人たち。
でも、ヤンキーって話してみるとめっちゃいい人だったりする。



・日本人
かなり「特異」な民族であることは間違いない。
ユダヤ人との共通点としては、「おとなしい」「規律」「清潔」とか。
街並み、人々を見ていてそう感じる。
ユダヤ人は、「聖書」、すなわち「宗教」と「文書」を用いて、
異国の地で2000年もの間、そういう生活を保ってきた。
これはこれで、結構変態的。大陸では異端で嫌われもの。
日本人のさらに変態的なところは、「宗教」でも「文書」でもなく、
「空気」でこれをやってきたところ。変態過ぎて、怖い。
日本がこんなことになったのは、他民族に侵略されなかったから、
かつ文明の発達する緯度帯にあったからだとしか思えない。
・海に囲まれている。島国。
・大陸からの侵略の意図がほとんどない。
・文明の発達する緯度帯にある。
この緯度帯で、こんなに大きな島国は世界の中でも日本だけ。
中国、ヨーロッパ、アメリカ、すべて良い緯度にあるけれど大陸。
他民族に侵略されやすい。
日本がここまで変態的に「空気」なるもので統制が取れているのは、
かなり特殊な「環境」が生んだガラパゴス諸島
同じパターンだと思う。


今後この「空気」が続くことはなく、消滅していくと思う。
すでに、生まれた頃に比べるといろいろと生活面で変わってきている。
グローバル化、すなわち「均一化」の波に抗うことは不可能。
どうもみていると、世界標準は「ヤンキー」な人たちなので、
日本もこれからヤンキーが増えていくのではないかと予測。


また、最近よく思うのが、飲食店で働く外人が増えていないかしら。
役人だったら、まずは受け入れやすいところから徐々に浸透させる。
看護婦も徐々に試験が簡単になり、気づいた頃には、
すべて外人になっているというパターンか。
年金の支給年齢を徐々に上げていくのと同じ。


いずれにしろ、日本人のこの「空気」は消滅していく方向にある。
一方で、ユダヤ人の「聖書」の文化はいつまで続くのだろう。


【宗教】
旧市街の教会を訪れて感じたが、
キリスト教は完全に偶像崇拝しておる。
そこらじゅうに、イエス・キリスト、マリア様の絵画が掲げられている。
偶像崇拝の方が、完全に人の心に取り入りやすいのは確か。分かりやすい。


ユダヤ教イスラム教が偶像崇拝を禁じるメリットは何か。



【食事】
イスラエルの物価が高すぎて笑った。
500mlのコーラが軽く200円位している。
キュウリとトマトを細かく刻んで、
オリーブとチーズを載せるだけで良いサラダができる。
チーズなしオリーブオイル+レモンもあり。
トルコでもイスラエルでもサラダとして出てきた。
簡単でおいしい。