自分の脳が右脳派なのか左脳派なのかが分かる一枚の画像が凄いと話題に:哲学ニュースnwk
うさ脳。確かに全部自分で決めたい。


Flamingo

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科学は最強の宗教だと思うが、行き着く先はやはり仏教か。
死んで見れば、人生とは儚い夢に過ぎない。
しかし、このサイトは本当に素晴らしいと思う。

沢木興道 | 情報、知識、義政

沢木興道
Posted on 25/07/2014 by shinichi
現実、現実と言うが、これみな夢である。夢の中での現実でしかない。死んでみれば、夢だったなとよくわかる。
野鳥自啼花自笑、不干岩下坐禅人 − 野鳥はいい声を聞かそうと鳴くわけではなく、花も美しく思ってもらおうと咲くのではない。坐禅人も、悟りをひらくために坐禅しているのではない。 − みなただ自分が自分を自分しているのである。
たいていの人間は忙しい、忙しいと言っている。なんで忙しいかといえば、煩悩に使われて忙しいだけの話だ。坐禅していれば暇だ。天下一の暇人になるのが坐禅人である。
作りものの世界は、いつでも変わるに決まっている。文化とは作りものが発達したにすぎない。だから文化とは悲劇なのだ。
科学は人から貰い物の上に積み重ねがきくからどんどん進歩しよる。それに反し人間そのものは、人から貰い物はできないし、積み重ねもできないから、ちっとも良くならない。
あほが電子計算機をあやつり、のろまがジェット機に乗り、気違いがミサイルの発射ボタンをにぎっている。
しずかに落ち着いてよく読んでみれば、マルクスエンゲルスも餌の分配の話でしかない。
宗教とは何ものにも騙されない真新しの自己に生きることだ。
人間の仕事を何もしないのが坐禅だ。
お釈迦様は私だけ悟ったとはおっしゃらない。有情非情同時成道なのだから。ところがみんなは、そんな連帯的悟りでは物足らない。個人持ちの悟り、ご利益。つまり「我」が好きなのだ。



このサイトもやっぱりスゴイ。
新商品を「開発」するより、既存品を「分析」する方が容易。
実際に、政治をやるより分析する方が簡単で精度も高いはず。


安倍靖国参拝の背景
小泉らが首相の靖国参拝によって中国を怒らせ、日中関係の改善を阻害する策を採った理由は、それによって日本の国是である対米従属策を維持できるからだ。冷戦後(もしくは72年のニクソン訪中以来)、米国は、日本や韓国、フィリピンなど東アジアから軍事的な存在感(プレゼンス)を減らしていく長期的な傾向にある。中国からの誘いに乗って日本が日中関係(や日韓関係)を改善すると、米国は「東アジアは地元の諸国どうしで安定を維持できるので在日・在韓米軍が不要になった」という姿勢を強め、日米同盟は長期的な縮小・空洞化が進む。これは、日本の権力を握る官僚機構が「米国(お上)の意」を解釈(曲解)する権限を持ち、民選された国会を越える権力を持ち続けてきた戦後日本の権力構造の終わり(日本の真の民主化)を意味する。だから、官僚機構に担がれて政権をとった首相ほど靖国参拝にこだわるし、官僚機構と対決する姿勢をとった政権(たとえば鳩山・小沢)ほど、対米従属をやめたがり、親中国的な姿勢になる。


中華文明と欧米文明は衝突するか
中華文明と欧米文明の「衝突」が起きるかどうかを考えるには「文明とは何か」ということを考えねばならない。日本の辞書的な語義でいうと「文明」とは「人々が生み出した技術的、物質的な資産」である。この場合の「文明」は「文化」と対等関係で区されている。文化の語義は「人々が生み出した精神的な資産」だ。モノが文明であり、心が文化である。「文明(civilization)」の英語の語源は「都市(civic)」であり、文明とはもともと「未開」や「野蛮」と対峙する意味としての「都市化」である。


覇権の起源
 そもそも英が強国となれたのは、海上ルートを使った貿易による儲けを蓄積したからだが、海上貿易によって儲けて大国になるやり方は、オランダが先にやっていた。

 オランダは、1581年にスペインから独立した国で、もともとスペインが開拓した国際航路を活用し、カトリック教国だったスペインが嫌ったプロテスタントユダヤ人を多く受け入れ、中世から地中海貿易で活躍していたユダヤ人の商業技能を生かし、船舶の高速化など技術開発にも積極的で、世界最初の自由貿易共和国として大発展した。オランダは民間企業が貿易を手がけたが、英仏西など他の諸国の貿易は国営だった。オランダの東インド会社は、200年間の平均株主配当率が18%だった。

(欧米の歴史家や記者にはユダヤ人が多いが、彼らは、ユダヤ人が成功させた自由貿易共和国オランダを、ことさら高く評価する傾向がある。ただし、いつものとおり、彼らの記述は「ユダヤ人」という言葉を最小限にしか使わない)

 オランダは、アジアではジャワ島、台湾(台南)、長崎など、北米ではニューヨークの前進であるニューアムステルダムハドソン川の毛皮貿易の集積地)などを、寄港地として持っていた。ニューヨークの「ウォール街」の名称は、ニューアムステルダムの城壁(ウォール)に沿った道という意味である。日本の徳川幕府が、鎖国に際し、欧州諸国の中で唯一の取引相手として、植民地野心が強いスペインなどではなく、領土野心の少ない貿易共和国のオランダを選んだのは、徳川家が世界情勢をかなり理解していたことを示している。



覇権の起源(2)ユダヤ・ネットワーク
 いずれの動きも「正史」としては、大した背景もなく偶発的に新たな政治哲学が出てきて、革命や改革が行われたという平板な話になっている(学校の世界史は本当につまらない)。正史は建前だけで書かれ、国家体制や国際政治体制に外から影響を与える勢力など存在しないことになっている。だが「ネットワーク」の関与を仮定すると、平板さの陰に隠れたダイナミズムが洞察できる。

 たとえばフランス革命は、資本家が都市住民や農民を扇動して決起させ、王侯貴族と教会というそれまで国家運営の特権を持っていた勢力を潰し、国民国家という、愛国心に裏づけられた納税制度で財政が強化される国家体制を確立したという意味がありそうだ。仏以外の国々の王侯貴族は国民国家になることに抵抗したものの資本の論理に従わざるを得ず、折衷策として立憲君主制が作られつつ、国民国家制度は世界中に拡大された。




覇権の起源(3)ロシアと英米
 敗戦国である日本の日本語では「国際連合」と「連合国」は違う言葉だが、英語では「United Nations」、中国語では「聯合国」という単一の言葉が使われている。日本では「連合国」というと戦時中の敵にあたり、これを「United Nations」の訳語として使うと日本人に悪いイメージを喚起する。戦時中の「連合国」とは別物という(歪曲的な)印象を与えるため、戦後の「United Nations」には「国際連合」という別の言葉があてられた。