秋葉氏、あす国家安全保障局長就任へ 北村氏は療養で退任 7/6(火) 11:01配信

政府が7日付で外交・防衛政策の司令塔となる国家安全保障会議(NSC)の事務局に当たる国家安全保障局(NSS)の北村滋局長(64)の後任に外務省の秋葉剛男事務次官(62)を充てる方針を固めたことが6日、分かった。政府関係が明らかにした。 北村氏は右変形性股関節症の手術・療養のため退任する。北村氏は警察庁出身で、令和元年9月にNSS局長に就任。2年4月にはNSSに経済班を設置し、経済安全保障政策を推進した。同年12月には「自由で開かれたインド太平洋」構想を推進した功績が評価され、米国防総省から特別功労章を受章した。 秋葉氏は平成30年1月に次官に就任し今年6月に退官。在任期間は戦後最長だった。外務省出身のNSS局長は初代の谷内正太郎氏以来1年10カ月ぶりとなる。