ユーザーイリュージョン―意識という幻想

ユーザーイリュージョン―意識という幻想


いままで、科学や宗教の本をいろいろと読んで来たけれど、
ここに、すべてまとまっているような気がする。
もちろん、現状、人類が知り得る知識を基に、
再構築した世界だけれど。


本読むようになって分かったけど、
学校の勉強と一緒で段階的に学習しないと、
全然ついていけない。
いきなり、この本を読むのは無理で、
エントロピーとか、一神教とか、
ある程度の基礎知識を積んでからでないと厳しい。


直線は、情報量が少ない。
直線は、1次元、
平面は、2次元。
ランダムウォークの軌跡は、
最終的に平面を埋め尽くすので2次元。


自然界の造形は、非常に複雑で情報量が多い。
都市部の造形は、直線的で単純、情報量も少ない。
資本主義とともに進む都市化。
田舎で自然に囲まれて育った世代と、
都市でコンクリートに囲まれて育った世代では、
情報の処理能力に差がある。
都市の方が単純で考えなくて良い分、バカになる。


コミュニケーションの情報量は、
FACEtoFACEが最も多く、音声、文字の順に減っていく。
最近の若い人は、コミュニケーションにおいても、
扱える情報量が低く、引きこもって、
ニコニコにテキストコメントを投稿する。
発話という音声コミュニケーションも、
情報量が多くてしんどいのか。
挨拶をしないワカモノ達。
人間はロボットに近づいていく。
コンピューターもロボットに近づいていく。
そんな時代?






有機概念図―基礎と応用

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