http://www4.nhk.or.jp/P3229/26/
君が僕の息子について教えてくれたこと
9月13日(土)
午後3時05分〜4時05分(再)


自閉症の僕が跳びはねる理由―会話のできない中学生がつづる内なる心

自閉症の僕が跳びはねる理由―会話のできない中学生がつづる内なる心


日本語が出来る自閉症持ちのアイルランドの男性が翻訳。
US Amazonでレビューが1000越え。
20ヶ国語に翻訳。

http://www.amazon.com/The-Reason-Jump-silence-autism-ebook/dp/B00BMUVVG4



自閉症


人の視線が怖い
昔は自然と一体化した時が幸せ
今は家族と一緒にいる時、読者の感想を読む時が幸せ


翻訳者:父親として自閉症の息子に何が出来るか?
東田:そのままで十分だと思う。お父さんのことが大好きで、
そのままで十分だと思っているはずだからです。




「絵具で色を塗っている時、自分が色そのものになる。
キャンバスの上を自分が駆け巡っている。」


自閉症児は、まさに坐禅の一体化した世界を既に観ている。
かなり豊かな世界が観えている。



坐禅をしたら、割と不思議な感覚に陥った。
見えているけれど、視ていない。
聞こえているけれど、聴いていない。
目や耳が、レンズやマイクのようであった。
単純に外部環境を捉えるひとつの機械に過ぎず、
その情報が内部とリンクしていないような状態。
外部情報に対して、感情が反応しない。
普段で有れば、嫌だと思う音に対しても、
何も思わない。
ただの音。
意味は無い。
感情も無い。



大変、静かな世界。
海の中に潜った時のよう。
外界の音が小さくなり、体内の音がよく聴こえる。
内部の世界、呼吸の波などが良く聴こえる世界。
ずっと居りたい心地よい世界。


終いには視覚情報が歪んできて、波を打って、
崩壊しそうになったので止めた。
坐禅というと苦心してジッと座っている様にみえるが、
本当はずっと静かな内部の世界にいつまでも居たいだけかもしれない。