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新宗教の解読 (ちくま学芸文庫)

ヤクザの文化人類学―ウラから見た日本 (岩波現代文庫)

オウム真理教やヤクザなど、我々とは一見無関係である事象は、
その本質において、我々と同一である。
コインの表と裏の関係によく似ている。
かつて血縁で結ばれていた家族関係の希薄化と、
宗教団体での共同生活。
一般社会で受け入れられる人とそうでない人。
そうでない人々を生かすヤクザの世界。

物事は複雑である。
臭いものに蓋をしようとして、
ヤクザに暴力団というレッテルを貼った結果、
おれおれ詐欺が増えた。
人口減の社会と、物質に満たされた人々。
日本人の知能指数が大幅に低下している。

ところで。
覚醒剤中毒になる人は、使用者のうち、少数なのではないか。
たくさんの人達がアルコールを摂取しているが、
アル中になる人は極少数。
覚醒剤は、依存性がアルコールよりも高いので完全規制されている。
マリファナは、誰でも簡単に作れるので完全規制されている。
アルコールとタバコは、おいしいものを作るのに技術がいる。
生産者が限られるために、徴税し易い。サントリー、極zero。
だから、アルコールへの規制はほどほど。

安倍氏が北朝鮮への制裁を一部緩和。
小泉の頃と同じ、既視感。
そういえば、あの頃も露骨な対米追従で、
対中では完全無視を決め込んでいたような。
中韓関係を牽制したいのは両国とも同じか。
しかし親子変われど政策変わらず。
裏で差し金を引いているのは誰か。
中国の隣国にワガママな子供達がいて喜ぶ国はどこか。

ロシア・ロマノフ王朝の大地 (興亡の世界史)

このシリーズは、本当に素晴らしい。
世界史を勉強出来る良い教科書。
歴史背景を理解していないと、いまの文脈がわからない。
プーチン帝にとって、ウクライナは死守したいハズ。
たとえ戦になったとしても。
それにしても凄いのが西欧の収集癖。そこまでするか。