20140429
九寨溝でブラブラ。
なんというか、すごすぎる。
遊歩道が整備された湿原で、日本でいうと尾瀬みたいな感じ。
しかも、水量が10倍くらいあって、滝があって、
湖の色が信じられないくらい綺麗な青色で、
人が少なくて奇跡の場所かもしれない。


ガイドブックに7時開門と書いてあったので、
早々にホテルを出て九寨溝入り口のチケット売り場へ。
7時になったところで職員が出勤してきて販売準備スタート、
販売開始は、7時20分くらいで、既に行列が出来ている。
入場料+バス代で310元。
バスで登っていく段階で、相当に綺麗な湖がいくつも見えて興奮。
適当なところで下車して、遊歩道を入り口に向けて下っていく。


九寨溝では、バスの道路と湿原を挟んで反対側に、
遊歩道が数10km整備されている(ところどころ通行止めあり)。
が、どうも九寨溝の観光スタイルは、それぞれの湖の前のバス停で降りて、
適当に散策したあと、また次の湖へバスで移動というのがメインのよう。
どうみても…な服装のお姉さんとかでも全然OKな観光地に仕上がっておる。
入場料も高額なので、たぶん中国でもお金持ちか中間クラスしか来ない。
(中国でもお金持ちではないが、
日本同等の中間クラスの人たちが沢山いる感じはする。)
駐車場に止まっている車はランドローバーとかちょい高め。
そして、お金持ちには、歩くという習慣がないと思う。
というわけで、遊歩道をトレッキングする人がほとんどいない。
体感では、入場者の1%もいない。
まさにGWの尾瀬を貸切状態で、テンションだだ上がり。
四川の植生は、日本にそっくりで、
ぼーっとしてると尾瀬なんじゃないかとおもってしまう。


しかも、今日は、快晴で、風もなく、
湖面がまさに鏡面状態で非常に綺麗だった。
ちょっと、この世のものとは思えない青色を堪能。
ラッキーだった。
結局、熊猫海から盆景灘まで15-20kmくらい歩いた。
ちなみに、九寨溝のベストシーズン、紅葉の秋に来ると…
人が多くて残念らしい。


遊歩道やトイレの掃除を水色ジャケットの清掃員がやってくれている。
顔を見ると漢族ではなく、チベット系。
九寨溝近くにそもそも居住していた現地の人達なんだろうか。
いろいろと複雑な感情が。お金って何。