Money as Debt によると、
現在の貨幣システムが永続的に成り立つためには、
「物」を消費して経済成長し続けなければならない。
このことは、有限の地球資源を浪費しなければならないことを示している。
すなわち、いずれ破綻することが明らかなシステムであるということだ。


一方で、インターネットの発達により、仮想世界が出現しつつある。
仮想世界では、「物」を消費することが極端に少なくなり、
「情報」を消費することがメインとなる。
すなわち、仮想世界においては、有限の地球資源を浪費せずに、
経済成長し続けることが可能である。
もし、このことが本当に可能であるならば、
現在の貨幣システムは、破綻なく永続的に存続できることになる。


問題は、人が「情報」に対して借金ができるかどうかだ。
Money as Debtによれば、現在の貨幣システムが成立しているのは、
人が「物」に対して借金をし、その信用でお金が創造されているからだ。


人が、家や車をローンで購入するから、ありもしないお金が創られる。
クレジットカードも、購入時と決済時に時間的なタイムラグがあり、
借金のひとつかもしれない。そのタイムラグを利用して、
銀行はありもしないお金を創造している。


いずれにしろ、
人がローンを組んでまで購入する高価な「情報」とは何かが鍵のような気がする。





もし、そのような「情報」が存在するのであれば、
この世の中は、あまりにも巧くできすぎている。
本当に神様はいるのか。




NW-ZX1にAX-60を繋いで使っているが、
以前と比べて低音が弱くなってしまった。
高解像度の低音が好きだったんだけれど。
あと、矢野顕子の声で音割れが発生してしまうのも残念。
ピアノは非常に綺麗に鳴るのだけれど。