この記事が気になる。経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版
Googleがどうしてクルマを創っているのか正直よく分からなかった。
でも、ひょっとすると、自動車業界を壊滅させることを狙っているのではないかと。


自動運転に必要なモノは、
「モノづくり」ではなく、「ソフトフェア」。


地図検索、障害物の認識など、自動車メーカーより、
ソフトウェア会社が圧倒的に優位な分野である。
googleがmapやstreet viewに取り組んでいるのも、
明確な戦略ではないか。


自動車にソフトウェアを組み込んで、「スマートカー」を創ろうとしている。
既存の自動車メーカーは、どこも追従出来ないはず。


昔は、パソコンの中に留まっていたソフトウェアが、どんどん外に出てきている。
そして、既存商品を片っ端から駆逐している。
MDプレーヤーは、
ソフトウェアを搭載したiPodに駆逐された。
ガラパゴスケータイは、
洗練されたソフトウェアを搭載したiPhoneとGalaxy(Android)に駆逐された。


同じことが、自動車でも起こるはず。
「自動車メーカーが作っていたハイブリッドカーは、
洗練されたソフトウェアを搭載したgoogle carに駆逐された。」
ハイブリッドカーで燃費を競っている姿は、
ケータイの駆動時間を競っているようなもの。


モノづくりの概念が根本的に変化したのだと思う。
モノづくりの中心がソフトウェアになった。
ソフトウェア革命と呼ばれているのか。


人間に例えると、
カラダを作っていれば売れる時代から、
カラダにノウを組み込まなければ売れない時代に変化した。


恐ろしいことに、
既存製品に、ソフトウェアが組み込まれた場合、
2,3社しか生き残れない。
航空機は、エアバスボーイング
スマホは、applegoogle


トヨタが生き残るには、
良くてsamsung
普通でfoxconn、くらいの立ち位置になるしかない。



MTV World Stage - Coldplay Live in Tokyo 2009 - YouTube
YouTubeを既成事実化する力があるので、
自動運転もすぐできる。


変化は少しずつ起こすものだが、
最近の低速での衝突防止アシスト機能を見ていると、
自動運転はスグソコのように思える。